樫山工業株式会社では昨年と同様に、社内スタッフがイルミネーションの設置を行ないました。設置が完了し、あとは点灯を待つばかりというイルミネーション設置の中心的人物、樫山工業の菊池さんにお話を伺いました。
- ― 普段はどんな業務をされていますか?
- スキー場のリフトの技術関係の仕事をしています。
- ― イルミネーション設置についてのノウハウはどこで?
- 佐久スキーガーデン「パラダ」でも過去にイルミネーションの設置をしたことがあります。パラダで3回ほど設置したときのノウハウが、樫山工業のイルミネーションにも生かせていると思います。
- ― イルミネーションの設置には、何人のスタッフでどれくらいの時間がかかりましたか?
- スタッフは10人ほどで、1週間ほど時間をかけています。
- ― 去年と今年で大きな違いはありますか?
- ツリーの本数が、去年の5本から今年は12本と倍以上の数になりました。植え込みにかぶせるように設置したイルミネーションも大幅に増やしています。それにともない電球・LEDの数も増えました(7万個→12万個)。また今年はスピーカーを設置して、ムードを盛り上げるBGMを流します。芝生の奥に見える木の枝にも雪の結晶のオブジェが飾られています。空間を意識しながらイルミネーションを設置したので、こまかい部分まで見てもらえると嬉しいですね。
- ― イルミネーションの設置で気を使う部分はどこですか?
- ツリーのイルミネーションがムラなく並ぶように、設置後も細かい調整を行ないました。また、全体的にバランスよく見えるように気を使っています。
- ― 大変だったのはどんな作業(どの部分)ですか?
- やはりツリーにイルミネーションを設置する際の作業です。ツリーは6mもの高さになるので、ハシゴに上っての危険な作業となります。誰にでもできる作業ではありません。
- ― アクシデントなどはありましたか?
- おそらく配送中に切れてしまったのだと思いますが、今年のイルミネーションのために購入した電球が会社に届いた段階で点灯しないということがありました。
- ― 最後に、樫山工業のイルミネーションが一番綺麗に見える場所や時間帯などはありますか?
- イルミネーション設置場所の近くには歩道橋があるのですが、実はここからでは信号機や電線が邪魔になります。ですので交差点の歩道から南方向にイルミネーションを眺めるのがベストだと思います。ここからならトナカイなどのオブジェがよく見え、また規則正しく並んだツリーの奥行き感を楽しめることでしょう。
時間帯としては午後5時くらいの日没直後がオススメです。まだ空にほのかな明るさが残っている時間帯ですね。イルミネーションの光と空の色の組み合わせが格別です。また国道141号線の交通量が少なくなり始める午後7時ごろも、イルミネーションを落ち着いて楽しめる時間帯です。
またこれはタイミング次第ですが、雪が降った日の夜は最高です。イルミネーションの上の雪自体が発光しているように見え、とても幻想的な雰囲気です。
― 菊池さん、ありがとうございました。